8月16日(日)開催、ろうきん森の学校岐阜支部・NPO法人グリーンウッドワーク協会で開催された「森工塾・グリーンウッドワーク講座」。
グリーンウッドワークとは、1本の木を自分で伐採して生の材を削り、余すことなく使う技術。各回募集にも関わらず、全国から受講生が集まる人気講座です。基本から技術を習得できるだけでなく、参加者が技術を共に高めていけるのもこのプログラムの魅力です。全4回の講座ですが、各回でも参加できます。
今月は全4回の最終回。ククサ・北欧で伝統的に作られる、木をくりぬいて作るマグカップを制作します。高度ですが、これまでの制作で培った技術を駆使します!

この講座用に新調された全員分のボウルカービングベンチを使った新たな固定方法で、今回新しく使う道具・丸ノミを使って木をくり抜く、木彫を楽しんでもらいました。もちろんこれまで習得したナイフワークも駆使してそれぞれのククサを削ります。
削っているとだんだん無口になって、削っている瞬間が好き、というコメントも。会場の集中が感じられます。

もちろん基本の技術も。今回は木製品のお手入れについて。木製品を長く使ってもらうための様々な種類の塗装方法や、着色などの手法を学びました。


全四回で制作したすべての作品がこちら!
ナイフ一本を使ったバターナイフづくりから始まって、様々な道具の使い方を習得することによって思い通りの加工ができるようになりました。
全国各地から集まった受講生の皆さんは、あっという間に仲良しに。ものづくりの空間を共有した絆はかけがえの無いものです。これからも互いに刺激を受け合いながら、それぞれのグリ-ンウッドワークが続きますように!