岐阜地区について

岐阜地区は、清流・長良川の中流にあり、和紙とうだつの上がる街並みで有名な美濃市にあります。最寄りの美濃市駅にほど近い「美濃市古城山環境保全モデル林」をメインフィールドとして、里山の再生と活用に取り組みます。

岐阜地区の事務局である、NPO法人グリーンウッドワーク協会は、暮らしの道具を作るものづくり講座を中心とした活動により、グリーンウッドワーク(生木を割って削りながら作る、小物や家具作り)の普及に努めています。

主な活動

4つの主な活動をご紹介します

  • ものづくり講座の開催
  • 出張型のイベント開催
  • 専門的な技術指導
  • ものづくりのための森づくり

ものづくり講座の開催

岐阜大 (8)

美濃市内で定期的にスプーンや椅子づくり講座を開催しています。

出張型のイベント開催

岐阜大 (7)

組み立て式の道具を持ち込んで、全国の自然学校や公共施設からの依頼でものづくりの体験講座も行っています。大人だけでなく、子どもも安全に楽しめます。

専門的な技術指導

岐阜大 (1)

グリーンウッドワークの技術を学びたい方に対して、専門的な技術指導も行っています。美濃市内での研修だけでなく、道具一式を持って出張型の技術指導も対応できます。

ものづくりのための森づくり

岐阜大 (6)

岐阜県立森林文化アカデミー等の専門家と連携し、ものづくりのための有用広葉樹を育てる活動も行っています。

代表からのメッセージ

ろうきん森の学校岐阜地区は、岐阜県美濃市の中心部にある伝統的建造物群保存地区に指定されている「うだつの上がる町並み」からほど近い里山、古城山ふれあいの森の中に位置します。この森は里山再生の新たなモデルを確立し、岐阜県下への展開を図ることを目的に、岐阜県が清流の国ぎふ森林・環境税を活用して整備しました。

私たちはまずこの森の木を使って、暮らしの道具をつくるグリーンウッドワークの活動を行うための「森の工房」建設に取り掛かりました。そして、この場所を沢山の人たちが集まるための拠点とするため、森のキッチン、森のカフェ、舞茸の畑、カブトムシのすみかづくりなど、ワークショップ形式で少しずつ整備してきました。

今後は四季折々の森の恵みを活かしたものづくりや自然体験活動の充実と、活動を広めるための人材育成に力を注いでいきたいと思っています。

岐阜地区
NPO法人グリーンウッドワーク協会
理事長 小野 敦