2026年4月12日(日)、ろうきん森の学校広島地区では、豊平地域づくりセンターで「SDGsユースラボ」を実施し、高校生・大学生・20代の5名が参加しました。
今回は、地域の里山文化を掘り起こすため、豊平生まれの95歳の方に、昔の暮らしについて聞き取りを行いました。釣りが大好きだったことから渓流釣りの話を伺ったほか、親御さんが山師だったことから、当時の山仕事についてもお話しいただきました。食については、1日4食で、大麦めしを弁当箱いっぱいに詰めて山仕事へ持っていっていたことなど、今とは大きく異なる暮らしの様子を知ることができました。今回お話しいただいた方は、「とよひら白書」の聞き取り活動を知り、自分も話したいと申し出てくださったとのこと。地域にはまだ昔の暮らしや文化を伝えたい方がいることを実感するとともに、聞き取りをするメンバーにとっても、自分たちの暮らしを見つめ直す機会となりました。

聞き取り調査の様子

楽しそうに話をしてくださる道上さん

最後に写真を撮り聞き取り終了。
参加者の方からは
・不便なのだけど“当たり前”の生活、そして今とは違う形で自立した生活が豊平にはあって、想像もつかない暮らしがありました。今を生きている私たちの当たり前と当時の当たり前には大きな違いがありますが、失われつつある暮らしや文化を知ることで、昔の知識や知恵を今の生活に取り入れたり、普段の暮らしを見つめ直したりできるのではないかと感じました。
・私は今20歳で、私が95歳になった時、その時の20歳からすると今の私の生活も考えられないくらい変わっているのかなと思うと、若い子に話すのが楽しみになってきました。
・「とよひら白書プロジェクト」は、こうした里山文化の記憶を記録し、文化のレッドデータブックを作るために動き出しています。昔からの知恵を残し、今の生活にも取り入れていく。そのことが、読んでくださる方にも届いたら嬉しいです。
といった声が聞かれました。
